ふたつの水のあいだを、
しずかに落下していきました、、
あなた、あなた、、
はなれた、
しらないところ、、
このままでは通路も見えない、、
私は、
ひとつの回転のなかに、その、、
たしかな声を、
いくつも住まわせています、、
見ているでしょうか、
見えているでしょうか、、
そうです、
順にあたしは来ますから、
身体を用意していてください、、
複数の糸のなかで眠る、
私は、
日を繰るごとに、、
まったく別の人間になっている、
これは、
おんなじことを繰り返しているからこそ、
鮮やかに感じられることなのでしょう、、
誰ですかこの、
静かに事をする人間は、、
私はそれだけ身体に手を入れた、、
次々にあなたの様子が変わる、、
私は、
なにもないという恐怖から、
無理にはしゃいでいたのだろう、、
いつからかは分からないが、
そんな必要がなくなった、
そんな必要がなくなったとき、私は、
初めて人間になれた、
そんな気がしている、、
人が、
どうしようもなくひとりで、、
興味を外にひろげようとしても、
反対に、
自身にひろげようとしても、
そうそう上手くはいかず、、
あいだにしか盛り上がりがないこと、、
それを感得してから、
私は静かな人間になり得て、、
初めて呼吸が出来ました、
あたしは、、
自分に期待する、
自分に懸ける、
という言い回しを使おうとして、
あまりしっくりこないので、一度引っ込めます、、
というのも、
これはもっと若い頃からはっきり、
死んだらしょうがないと思っているようなんです、、
だから、
生きていたらまた一日進み直す、という感じのようなのです・・・