距離はどう、、
なに、あたしはここの歩のことだけを見る、、
距離はどう、
なに、ノリ、ノリですか、、
それはどこまでもひらいてくる、
アタシトアナタハキライヲジョウズニトリコメマスカ、、
ものごとの良い面とともにその、悪い面も、
身体に近づけて、
あなたはここと付き合っていく、、
それはこわいことでも、
劇的なことでもありません、、
もうとても長いのに、
長いとも自身では考えず、、
静かに立っているひと、
そこに含まれたものはなんですか、、
私は好きでも嫌いでもいいと思った、
興味がないからではなく、
どちらにせよそこへ接近していくのだから、、
じわじわと熱を感得し、、
そのもののなかにあらためて漏れてくるものを、
掬う、手の形、、
身体の緊張の仕方、
あなたのここに時間が流れる、、
私は先を、
ほんとうに先を見ているかどうか、分からないなと思います、、
この時刻と一緒にいる以外のことは考えられないという、、
ひとつの声、、
私はこの声の先にぶら下がった、、
そこで存分に揺れていた、、
手の形のなかへ、入れ、、
あたしは成分がそちらこちらにばらばらに走り、、
人を揺り動かしていくのを、
黙って見つめている、、
ソレ、オマエミタイナカタチノモノハイッタイドコカラキタ、
あなたの骨格を感得しなければ、、
その声が私のなかで流れ始めません、、
あなたがどういう形のなかに生まれてきたのかが、、
ひとつの線の上を、、
振動して、はじめてあらわになったな、、
お前はこの静かな場所で、
そんな声をしていたのか、、
どうぞその、簡単なひとつの地面へ、出て、、
振るってください、、
これは粒子だろうか、、
これはあなたの声に符合する、、
ひとつの離れワザだろうか、、
距離をハカル、
さて、
どうも、、
接地をこえて、、
ずっと奥まで来てしまって、、
そこであたたかい水につかっているように思える、、
ほう、ほう、、
あなたはそんなところにいたか・・・