<2768>「簡単な道を通すこと」

 生きているというのはそんなに綺麗なことではない、

 あなたは私を通すことにした、、

 それで、

 誰からも失望や、

 軽蔑を、もらわぬようなどと、考えいたることが、

 ひどく子どもっぽいことにおもえた、、

 私はそんなに綺麗ではない、、

 私は自分の道を通すことにした、、

 現在から見ると、、

 過去の、

 本当に幼い頃から、

 私はその欲望にとらわれてきたようにみえる、、

 ずっと、

 誰もここには入らないようにと、

 守ってきたように見える、、

 まあ、

 それは後づけの、

 勘違いも多く含むのだろうが、、

 

 それで、

 たれにも好かれていよう、

 そうでなければ不安だ、などという気持ちでいるのが、

 とてもドジなことではないか、

 私は小さく安心して笑う、、

 しかしそこから、

 反転して露悪の方に向かおうとは思わない、、

 人間はこうすべきだなどとももちろん思わない、、

 あたしは生活を考える、、

 あたしはあたしの道を考える、、

 それは、

 外に対して閉じることではない、、

 私がはじめから綺麗でなく、

 ふつうなみの力で、

 私の範囲で、

 できることをひとつひとつやっていくという態度、、

 生活の型に、

 徐々に一致していくという歩き方で、

 生きるということだ、、

 

 あたしは綺麗でないと生きられないとは思っていない、、

 あえて泥を塗りたくり、

 こんなに汚れているのですよとアピールする必要もない、、

 あたしは生きている、、

 道のことを考える、、

 あまりに簡単で、

 誰もが軽んじて捨ててしまうところを、、

 なにか呼吸を整えて、

 黙って歩くのが、

 性に合っているのでしょう、、

 簡単なら簡単な世界の方へ、

 より入っていくためには、

 静かな狂気を持たねばなりません、、

 あたしがあたしを、

 繰り返し招び、、

 フレーズを、

 繰り返し植えつけるような・・・