遠のき、、
うん、
眼の底、、
固いもの、、
さざなみが、うん、
風が、風が、、
そう、、
ひとつひとつを撫でても、、
あなたは底で、
眼のなかで、、
いくつもの粒に分かれて、
揺らいでいる、、
これは筒のなか、
筒から来て、
出ない、、
からだはでない、、
あたしは遠のきへ、
いち音声をかける、、
きこえるのか、
これは、はてまできこえるのか、、
あなたの中心、、
あたしが空間の中で、、
つながっていること、、
わたしが煙の中で、、
ふくまれて、
立ち上がっていること、、
わたしはそれぞれの便りをきいた、、
からだをかきまぜた、
まぜて、
あなたが底にいること、、
あなたの声の延長へ、
まっすぐに入っていくこと、、
私は、なにか、
別の回路を持つようだ、、
そこに声を垂らし、
アルファを垂らし、、
びん、と線が振るえるのだ、、
口をアけた、、
どこにその入口が、、
私には見えない、
見えないのに、、
私はその線を正確におりてゆく、、
ここへからだをさだめる、、
あなたが、いる、、
からだも、目もいる、、
どこから鳴る、
この複数のうごめきは、
鳴った音を、
小刻みに振るいながら、
消化する、
消化したものは、、
記憶の揺り、として、、
ところどころに痕跡を、
うん、これを見ている・・・