まださわいでいる、、
あたしは見て、
手を乗せ、、
そこから膨らむようにする、、
からだは見て、
からだは重たいか、どうか、、
からだのなかの線という線が、
上手く、集まって、、
わたしを運んでいるのか、
わたしが運んでいるのか、
ちょうど分からない場所へ、、
あなた招待した、、
あなた微笑んだ、
わたしにはいくつものまどい、、
しかし、人間が、
信号を受けて、、
あちこちに転げること、、
かたちとあなたの情緒との関係、、
かたちのなかへぐいといれろという教え、、
私は振舞い、
自己の揺る、そのさまを、、
ただひたすらに眺めている、
あたしは遊びほうけているうち、
遊びなどない場所へ、
しずかに入ってしまったようだ、、
この人間の、
回転の、、
ものものしい音、、
あなたが語りをなす、、
あなたの時間が入ってくる、、
私はしばらく鈍る、、
この生活圏のなかに、
簡単に染み込んできた時間を見つめ、
鈍麻する、、
しばらくして、
固有のときが浮上してきて、、
あたしは、
すずしいと一言ついている、、
だれが粘り、、
はがれたところからも遅い液が、
じらり、
じらり、、
と顔を覗かせるとき、、
あ、
あたしの身につまった時間のリアリティはこれだ、、
あたしは深部で、
遅いことが必要だ、、
あなたのからだのなかに混じり、、
それをきくことも、、
あたしはなにかを訊いているのではない、、
あなたの液のながれを確かめるのだ、、
あなたがここに生まれ、
やがて剥がれること、、
そのときいくらか遅い時間がひらかれてくる・・・