あたしは静かな装いをし、、
まったくそこへ、、
からだをいくつも放ろうとする、、
あたしが粘りだ、と考えていたものは、
意気込みではなく、
身体のその、運び方であったようだ、、
あたしは、付き合わなければいけない問題と、
そうでもない問題とを、
考えようとしていた、、
からだはこの時刻の上に流れてくる、、
からだははじまる、、
私はきいている、、
私は、
そのおしこみに向けて、挨拶をする、、
あたしはどうしようもなくひとりになりたいと、
思い始めた時刻のことを見つめている、、
からだの小さい私でも、
あの、川沿いの、
孤独なひとときの安らかさを、、
把握しなかった訳がない、
あなたはここから生まれるのだ、、
必然の閉構造と、
空間へ、浮かぶような視線が、
私のなかで始まる、、
私のなかで根になる、
あなたは起きていることを選ぶ、、
あまり、
人もいない時間に、、
人のいる時間に、
起きているのは私ではないと、
ここから眠りに落ちていきたいと、、
思っていたのでしょうか、
今は、あなたの暗がりを、、
きっちりと内部に折り畳み、、
あなたは平気な顔をして、
昼間に出てきているのです、、
もう暗さは、しっかり、
身体のなかの、土台になっているのです、、
おそらく父は、
家族的に閉じるということが、
本来よく分からなかったと思われる、、
社会的であることが上手い人だった、
私は、
好むと好まざるとにかかわらず、、
そのありかたを、
ある意味上手く吸収している、、
それは、
閉じる可能性を感じさせないところから、
ひとつの不気味を作っているには違いがない、、
なぜなら閉じたところから、
出発しているから、、
イメージできないもの、
演技として切り抜けるしかないもの、、
あたしは内部で黙っている・・・