あたしはそこに声をついて、、
なにから来る、
ものがたくまれる、、
ものがはこばれる、
私はいくつもの印について、、
からだを、そとへ、、
しずかに放りながら、、
長く、生まれて、、
私は入る、、
私はその、見えている景色のなかへ入る、、
私はひらいている、、
私は軽々と捨てられている、、
おい、なにだ、、
この巡りはなにだ、、
からだから鳴るのか、
どこを見ていた、、
どこからおりてきた、、
それぞれの映像を探して、、
どこから来るのか、、
私は運んでいた、、
それぞれのリズムの、
ただのはてにあるものとして、、
私は運んだ、、
私は先を見ていた、、
ここに育っていること、
ここに始まって、、
ひとつも残らないこと、、
あたしの色味であること、
あたしの光景であること、、
しずかな水の中に住み、
またしばらく始まる、、
あたしのなかではじまる、、
それぞれに似た、
それぞれに集まった表情、、
どこから来た、
どこからその手は集まってきた、
おい、
どこからの集合だ、、
私が駆けて、、
その夜の中で交代する、、
隅々まで駆けて、
なあ、おい、、
ひとのからだが次々に漏れていく、、
あたしは存在する悲しさを、
申し訳ないという悲しさを、、
どこへひたしていたらいいだろう、
私は声をする、、
しずかな重みを持って、、
しずかな両の手でもって、
あたしは異常な熱なのだろうか、、
気味が悪いのだろうか、
どこへ入るそのからだ、、
あたしはちゃんと水に浮かぶか、、
どうなのか・・・