<2340>「太陽にも分からない」

 まだ身体に棲んでいる、、

 ものを見、

 ひとりでその方向へ出、

 身体をあたためる、、

 私は膨らんでいるだけなのに、

 そこの身体、

 そこのヒの過ごし方、、

 いまや簡単に私はアクセス出来、、

 そこの言葉を聞ける、、

 漏れたいだけ漏れてくるので、

 私はリズムに合わせることも出来る、、

 この際に、

 身体を合わすとも、

 なにともしれない、、

 ひとつの情報が流れていく、、

 

 身体は流れていく、、

 垂れていく、

 そこからもたらされるもの、

 ひとつ消え、

 ひとつ聞こえる、、

 どうしてそんなところで遊んでいるの、、

 ね、どうして、、

 ううん、分からない、、

 私がどうして狭間に出たか、、

 それは太陽にも分からない、

 水にも分からない、、

 諸々が沸々として、

 ここへ出ただけだから、、

 なにか、

 ここから印を掴むには、

 しばらく時間がいるのです、

 一歩一歩深部へ、

 向かう、ひとつの歩み、、

 なにをあたため、

 なにを観察する、、

 私にきこえる声で、

 その全部を畳み込む、、

 あなたの姿はそこにある、

 あ、今の今だ、、

 ヒが、

 意味を知り始める、、

 

 ふといもののなかにすっかり入り、、

 私は停止した、

 、

 私は動いた、、

 言葉もまた同じ無関心、遠さで、、

 ここへ来る、

 ここへヒの姿をあらわして来る、

 私は計算する、

 計算をやめる、、

 数と数から、

 あらたな数がひろがり、

 私は、そのなかで、

 ずっと息をする、、

 こんなに確かなもので、場所と・・・