<2522>「接続された粒」

 あなたはこの場所に黙って用意され、

 静かに流れた、、

 私は、流れを挟み、

 ここで困惑する、

 ここでヒのはたらくのを眺め、

 長く続く、

 私はこのジに立ち、

 熱の中へと絡まっていく、、

 あなたが、

 その存在に対して、

 どのような声を向けるのか、

 それは分からない、、

 複数の苛立ち、

 複数の晴れ、、

 あたしは真っすぐ立つ、

 もののなかで、、

 

 どうなと声を寄越し、、

 あたしは水の中に揺れ、

 身体をこちらへ寄越す、、

 なにか定まって、

 ここのなかに増えた気がしたが、、

 私はどこから、

 ものの類に入るのか、、

 少しも分かりはしない、

 何が声させ、

 ここに集まっては繋がるのかを、

 確かめるものはなかった、、

 あ、情報の、

 激しく膨らんだなかに、

 あの形が見える、、

 あの身体の形が見える、、

 ものはそこ、と声を出し、、

 あたしはなかに駆ける、

 もののなかへ順に駆ける、、

 そのしざまにもつながる、

 訳も分からず、、

 身体がここへ繋がる、、

 あなたはまだまぶされて、、

 ここに粉とともに出てきただけだ、

 集中から、

 ここへ漏れてきただけだ、、

 

 垂れて戻るものから、

 その皮膚が来て、

 わたしはきいている、、

 身体に力が掛かっている、、

 ここはどこであるかという眼差し、

 その光の中に世界はあり、

 世界は、

 あくびだけでふやけてしまう、、

 もののはたらき、、

 かたいひびき、、

 あたしは存在粒として、、

 この表面にこぼれ、

 溶ける・・・