このヒのずれ、
あたしは別の時間を、ここに、
重ねてみていたのですね、、
どうも、
からだは味気なく、
ひとりで眠る、、
わたしはどこへ飛び出すでもなく、
この周辺で、
まわっている、、
あたしがきいたもの、
からだを用意して、
そこにいくつも入る、、
あたしはこの糸のなかに入る、、
ここで音や、
光景は、しばらくの間、
ぼうやりとして、、
なにを見つめても、、
あたしは眠たくなるだけだ、
からだが生きているので、、
私はそれに付き合う、
わたしは前も、こんなように、
時刻に付き合っていた、、
あなたは響きとして、
ここに、用意されたまま、なのだろう、
私もそう思う、
からだがいくらも近づいて、
わたしはよりざわめきをきく、、
あなたの縁のなかへ、
まっすぐに走っていくのだけれど、、
この勢いの、
あなたはなんであろう、、
あたしが向いていること、
ことの先にはじまっていることを、、
あなたはきいた、、
しずかに、
地面を見つめながら、、
あたしは、
生まれてくるらしい、、
この時間に、
あなたが届き、、
わたしはひくく、かわいていく、、
からだを素直に入れていく、
どこからきたろう、、
この、
響きとも言える一切は、
さてどこから来たのだろう、、
あなたは消えてしまった、、
あたしは煙の中に意識が紛れていくのを、
じっと見ている、、
うん、これは、そうなのだ、、
わたしの方角の、
なかに、生んだものなのだ、
あやしく光り、、
私は笑う・・・