<2567>「からだをはいたのか」

 あたしがこのなかへ潜って、、

 ひとつの予想のなかに、

 あふれて、、

 もとめて、

 ただふくらむ、、

 なぜこの流れのなかにいるのだろう、、

 遠い場所、

 私は円に向けて、

 声を掛けている、、

 次々に走り出すその、

 まとまりのなかにいる、、

 あたしは手をし、

 そこからながくなるのを、、

 今は見つめている、、

 

 だれ、

 からだからさめて、、

 ものがそこに置かれる、、

 置かれたものを見る、

 あたしは曇る、、

 あたしは速くなる、、

 これが各々の呼吸だということ、、

 私がたべること、

 あ、

 しろさに浮かびつつ、

 からだを見つめつつ、、

 あなたは複数のヒのなかで、、

 からみ、笑う、、

 どうして肉体を、

 ここへ作ってみせるのだ、、

 あたらしいか、

 穿いたのか、、

 かれはきこえたろうか、、

 ものがいくらも集まり、

 ここへ続くのを、

 どこまでもきいたろうか、、

 私は離れない、

 離れることは汗が流れることだ、、

 私はつないでいる、

 おそろしい、、

 おそろしい強さで指が動く、、

 

 私もきっとこういう集中の、

 只中にあって、

 訳の分からない、

 リズムをひとつひとつ取ろうとしているのだ、、

 これが見えて、、

 どうしてもものがきこえる、、

 場所を静かに見つけ出し、、

 あたらしく、

 身体を畳もうとしているのだ、、

 なにが、、

 とらしている響きのなにが、、

 これらと不和であることはあるのか、、

 私はどこだ、、

 どこからのさわぎをきいてきたのだ・・・