印のない日に、
まっすぐに出て、、
あなたはおそらく、
過去のなかにある、
言葉に、
自身を、巻きつけていた、、
あたしの生は少しも困難でない、
少しも困難でない、あたしの生は、
時々、何故こうも困難であるのだろう、、
あたしは道のなかへ立ち、
そのかたまりを見ている、
かたまりを揺らしている、、
声は出て、
走らないでいるのを、、
ひとつの地点から、
眺め続けていた、、
あたしは身体をここへ通し、、
ひとことひとことし、
その小さな粒をまえに、
ひらたくなって、待っている、、
からだが、つぶれてしまう、
まったく音もなく、
まったく存在が、
泡であったように、、
あなたはこの先へ、
いくらも出てしまう、、
まだヒになって、
時間も経って、いなかったが、、
わたしはそのうしろ、
ことばのゆらぐさなかに、
ヒを見つめた、、
あなたこれ、
どこからどこまでを、
からだだと考えましょうか、、
私には分からない、
私は夢を見ている、、
おそらくおそろしい夢を、
そうしてあたりまえに日常へ入る、、
からだは増えていく、
からだはきこえがよくなっていく、、
すなおにたどる、、
ものの流れをつくるということ、、
あなたが据わる、
じっさいに、
あなたが、そこで、、
たしかな液になって、、
また、
形を、
ひとつのもとにさだめるとね、
あなたのなかのうたいや粒が、
ある意味をもつ、
あなたが隣で生きていたことは、
今や不思議なことでしかない、、
照らし、
やはりそうだと思う・・・