<2525>「わたしは踊る用意がある(あなたは構えている)」

 いまやそこへ響き、

 私はさらに、

 また層を重ね、、

 そのなかに見るもの、

 そのなかは果てを見るもの、

 からだのなかなどにきくもの、

 たべるもの、

 道を流れるもの、

 あ、はいたい、、

 からだから、点が、、

 点が、

 点が、湧いて、、

 あなたの、はいから、、

 はいまで、

 全てが出てくる、、

 

 あたしはこうして構えている、、

 ここをどこと問い、

 そこへ流すのか、

 まだ分からないまま、

 構えている、

 ここはどこの場所、

 どこの集まり、、

 はたしてからだをひいて、

 あなたが構えている、、

 あたしは遠くに落ちる、、

 草のやわらかさ、

 あなたは構えている、、

 わたしは知っている、

 草の匂い、、

 あなたは方向を持つ、

 私は構えている、

 きこえる、、

 無感のなかにもこのかわいた音が、

 きこえる、、

 わたしは踊る用意がある、

 わたしは踊る用意がある、、

 あなたは構えていて、

 そのまま、ほうけた、、

 あなたは ほうけた、

 この香のなかに混じり、、

 別を吸い、

 ほうけていた、、

 わたしは構える、、

 

 飛んだ光線、

 見事な光量、、

 あたしは光の多分なもののなか、

 その奥に生まれて、、

 いま知っている、

 いま、通信している、、

 このかわききったひとつの箱で、

 あなたは跳ぶ、

 わたしは構えている、

 来る、

 来る、ここへ、来る・・・