<2488>「水を吸い、温度を頼りに」

 身体が順にきこえる、、

 その枠の中で育つ、

 みちの日、

 あたしがみちに住んでいたヒ、、

 身体だけは始まる、

 どこからもきこえる、、

 あたしはそのまま逸れていく、、

 身体は知っているのに、

 そのまま逸れていく、

 これはどこの時刻なのだ、、

 緩やかに回転し、

 これは何を含むのだ、、

 あたしのなかで鳴り、

 ものが増え、

 ものが進み、、

 わたしはこの場所で静かになる、、

 

 身体にあるもの、

 加えて、

 その姿で過ぎるもの、

 増やすもの、

 声なと複数に、

 わたしは順に過ぎ、

 ここなと一生の、

 なんという時日の、

 その確かめ方であったろうか、、

 いたずらに膨らむもの、

 過去、映像、、

 ヒ、自身、、

 からだだけたくみに、、

 あたし映像、

 あたし映像の、

 その声のなかなのかな、、

 住んだのかな、

 身体は居たのかな、、

 

 ものの粒だ、、

 きわどい線の場所を走る、、

 あなたもそのものの粒だ、、

 あなたは秘密かもしれない、

 明らかになるところなどなにひとつない、、

 静かなひとつの秘密かもしれない、、

 私は入っていない、、

 なぜなら私は存在しないと思うから、、

 私は時刻を見、

 存在しないと思うからで、、

 ここがどこであろうと、

 不思議に淡々と進んでいくだけであろうことを、、

 この身体は受け止めた、、

 あたしはどこから振動する、

 この時刻を受けるの、

 そのとき水を吸い、

 裏側で伏し、咲きます、、

 轟音、

 それは眺めることなく、

 ひとつの温度を頼りにあなたと出会います・・・