<2438>「ある眠りの記憶」

 あなたはそこで聞こえていそうです、、

 どんな姿でも、

 ここに集まっている、、

 私がそこに見えて、

 今は果て、今は通路、、

 なに、近くへ、、

 あたりへ、

 それぞれが回転しながら、、

 物事の、なかへ、、

 まっすぐに入ってくる、

 そこに例えられるのはどんな響き、、

 身体を揺すり、

 どの地面にもきこえ、、

 同じように掴み、

 流れるものを、、

 私はどのように知る、、

 

 集まって、

 またその中を知り、、

 中から液が出て、

 私はその匂いを嗅ぐ、、

 時間が少しゆっくりとした、、

 あ、

 私はひだに、また、記憶を見た、、

 私はカーテン越しに、

 その薄暗い世界を眺め、、

 あたしに接続されて来るまで、

 じっと身体をおさえていた、、

 すぐに来る、

 すぐに来る、、

 立ち上がりの、

 その重たい響きをきいてから、、

 私は声を出す、、

 なにや、けだるくて、、

 眠りにまた戻る、

 戻ろうとする、、

 そこは夢で、

 私はまた手足から順に溶けていった、、

 

 えい、

 えい、

 えいのあと、揺られ、、

 あたしはまた浮かんでいるところ、

 そのままの場所に着き、

 声をあらわにする、、

 どこなのだろうと、

 不思議に思いながら、、

 私はここを過ごしていた、、

 静かで、

 あたたかく、、

 誰もいない、

 私は この空間の中で少しあたたまる、、

 どこへつられて、、

 どこへ流れてゆく、

 からだのかたまりが、、

 水の重さを、きいて・・・