<2433>「ある大きな音へ」

 あたりまえにひらく輪、、

 少ししたら、

 身体が通る、、

 道を示す、

 アナイする、、

 からだから徐々に流れて行くのに、、

 私は、予感して、、

 ただまたそのジのなかに溢れて帰るだけ、

 帰るだけなのだけれど、、

 ひとりいた、、

 ひとりそのなかにいて、、

 また声を当てる、、

 なにの音なの、

 ねえ、なにの反響なの、と、

 からだがきき、

 次々に跳ねて答える、、

 

 私がいて、

 それぞれに向かい、

 それぞれに起き、、

 形を掴まえ、

 ある静かな姿で放り、、

 そこを見ている、、

 身体などそこを見ている、、

 あたしがよそを向いたとき、

 そのままの身体が流れて、、

 ここにこたえていた、、

 なに、いまは時刻、

 私は抜けて、、

 からだを繋げている、、

 ものにそのまま接続している、、

 だから私は肌を出し、、

 どこへも通路をのばしている、、

 なんだ、情報が巡りそうだ、

 ここの身体であれば、淡々と、、

 私は巡りそうだ、、

 うん、

 しずかな場所へあなたは招ぶ、、

 どこかは分からず、

 あなたは、、

 

 そのままにしてひらいていて、、

 あたしはそこに垂れる、、

 あたしはそこに時間を作る、、

 いまに居て、、

 どこから、

 あなたのその表面は、、

 かたまっているの、

 かたまったままでいるの、、

 私ははやくなり、、

 あつくなり、、

 沸騰して、、

 何ものにもかわる、、

 次々にこんなものが、

 垂れたら大変だな、、

 そう思う・・・