姿がまた身体のなかにはじまり、
あなたは、そこを見、、
身体からきこえる、
そのそれぞれを、なかにし、あとにし、、
あとのなかの液は、
ここに垂れ、
ここに着床し、、
種は、増殖する、、
夢の中と跡で、
ひとりでに、増殖する、、
そのはたをゆくか、、
そのはたを、身体がゆくか、、
私は、ゆくか、、
ん、、
ん、、・・・、
声が漏れる、、
あなたが生まれたら、声が漏れる、
これはジだ、
ジとしか言えない、、
光のヒ、ヒとしか言えない、、
ものの揺すぶり、、
あなたが時刻のために、
その揺すぶりをもって生まれてきたこと、、
そこに手を合わせること、
身体ごと、滑ること、、
もののはざまにそれらの声が、
膜を作り、、
私はそこを搾る、、
液が来る、
・・・うん、その、
その匂いがする、、
その匂いのなかにあなたの手振り、、
その、振動、、
そのあかあかとした光のヒのなかに、
あなたは、あなたは、
潜り、生まれ、、
液を受けること、、
液が着床し、
残ることをどう掴まえますか、、
あなたは、、
液のその、渦に掴まって、
等しく、ここに、
生まれて来ますか、、
あたらしい身振りのなかに声を、、
探り、、
あなたは手がどこまでも奥へ、入る、、
そのみぶりを、、
わたしは液とともに過ごし、、
小さな泡立てをし、、
この沈黙のなかに、、
あなたを見、、
あなたの声の膜、のなかの世界を見、
地平を見、、
息吹を見、、
自らの身体を見る・・・