<2372>「新衣装の熱、無時に」

 今時のなかにひとりでのびていく声、、

 なかであたりまえに育つ、

 私は居る、、

 液という液に、繋ぎ合わされ、

 ここまで来た、

 あなたは方向を言う、、

 それでいて、

 ただ今日にほどけてしまいそうだ、、

 あなたは熱時を言わない、

 なのに、

 その回転は熱さを持つ、、

 私はどのようにしていたらいいだろう、手、、

 身体のなかの線は、

 ひっそりと黙っているのだろうか、

 きっと、そんなことはないのだろう、、

 時刻のなかで、

 それは、新しい人々、、

 

 なにがなかに始まり、

 なかで終わり、、

 私は時間のなかで放心し、、

 これは液、、

 これはひんやりとした、

 これは水、、

 これは物体と、

 ひとつひとつを 目で、手で、確かめていた、、

 あなたは始まっている、、

 この些細な時刻に、

 身体とともに、どうしようもなく、始まっている、、

 先の方へ、

 光を付けてきたのだとは言え、、

 流れて生まれ、、

 芽のなかにある中身の、

 それは多さ、、

 あなたが肌と名指す、、

 その姿の、、

 なかにまるであたりまえのように出る、、

 あなたは身体ごと出てくる、、

 こちらを見つめる姿があり、、

 私は身体をしようと思う、

 私は身体をここで、しようと思う、、

 

 なぜここには名がある、、

 と、

 私はこの場から突然剥がれて、、

 無連関の、

 肌だけを見つけて、、

 ひどく遠いところに来て、

 小さくひとりでいるところの、

 このなかにある、

 熱時はすさまじいが、

 なんにもないみたいに静かなので、、

 私はちょっと遠くなる、

 ちょっと遠いまま、

 この景色を眺めて、、

 ここに始まるものと、体温が同じになるの・・・