<2201>「生きるだけ」

 わずかな身体だ、、

 ふん、ハ、ふ、

 そこにわずかにある、、

 わたしはひとり見つめて、

 その仕草へ帰る、、

 こんなところから続く時刻に、

 いまながれてきたのだ、、

 いまはしる、

 いまはたらく、、

 なに、ながれのなかで、、

 あたしは太陽の他は知らず、、

 姿ももう、、

 明らかにそこへまわることになるのだ、、

 

 はじまった日のことを、、

 わたしは確かめ、

 すぐにここを呼吸し、、

 ものごとは過ぎていく、

 いまあきらかにきこえて、、

 わたしは巡っていく、

 わたしはなかに居、、

 身体は続く、

 身体は向かい、、

 ここをおぼえる、、

 おぼえたらその手、、

 しずかに入るから、

 入ったらまた流れ、、

 ひとつの回転のなかに住み、、

 私はつながる、

 身体になった日に、、

 あたりまえにあらわれて、

 私は息をする、、

 すらすらとはじまり、、

 なにか場所に分からないまま、

 来たという気がするのだ、、

 ものを見つめて、

 もののなかを過ごして、、

 いまにからだは来ている、

 

 しずかにする、、

 あたしはうしろにかえり、、

 また安心して、

 この物事のなかに埋まっていたのだが、、

 そこから声をし、、

 はっきりと見えて、、

 今に繋がる、、

 ただの回転だ、、

 もう、砂だ、、

 さらさらと、続けて落ちて、、

 私は不快だとは思わない、

 ひとが、生まれて、、

 ここにいるだけ、、

 私は、順に声を聞くだけ、、

 水があれば育つだけ、、

 目を見つめるだけ、

 日々のなかで育つだけ、、