<2795>「変更される身体に、きこえる音のさみしさ」

 うまくひらけない、、

 あたしは、しかし、、

 そんな身体の、時刻を、、

 ひとりで持っていたと思われる、

 私は、

 日のなかにまっすぐに入る、、

 からだのなかで、

 すべてが回転し、、

 したで、騒ぐ、、

 もののかたちのなかに、、

 あなたが居て、

 順番にさわいで、、

 ねえ、、

 はるか下方から、

 見ている、目、、

 

 あなたがヒのなかにあつまり、、

 あたしをあおいでいる、、

 水が、

 限りなく用意されていて、、

 私は、、

 ただ含む、、

 ただ含まれて、、

 からだのなかに来たことを知り、、

 いま微笑む、、

 どこからの支え、、

 どこからの手、、

 あなたが次々にもれて呼ばれる、、

 かたい生まれ、、

 かたい風景の下、、

 あたしは、

 過ぎて来たことを、よく保存しすぎている、、

 細部が、

 いつまでも見えていれば、

 過去は当然、

 繰り返したくもないものになる、、

 皆にとっても、

 そうだったのではないか、

 ある異常な緊張を強いられる日々、

 変更される身体、、

 きこえる音のさみしさ、、

 

 あたしは日々の外で微笑んで、、

 ここが、

 どこかあたらしい香りがすると、微笑んで、、

 まったく今にはじまってみせると、

 あたらしく言って、、

 ん、

 あたらしく言うことは、何、、

 私は層を持ち過ぎる、、

 これらが、

 一瞬間に圧縮されている、

 そのことが、

 私を冷静にもし、、

 私を遠くにもする、

 ひとり、見ている・・・