<2409>「無いもの、なかのなにかのなか」

 あたしはその肌の上、

 いいですか、たしかに、、

 ものを見てください、

 誰か回転して、

 ものを見てください、、

 あたしはそこから紛れます、、

 上手く呼吸をし、

 そこから、紛れます、、

 なにがいるの、

 そこに、そこに、、

 なにがいるの、

 順にふやけて、、

 身体を集めて、まわし、、

 そのそれぞれの時刻へ帰りながら、

 なにがいる、、

 

 なにものもいない、、

 ここから、

 ここから、どうしようもなく、湧くだけ、

 あなたが、ここから来るだけ、

 ううん、

 さてはそのズームが、、

 明らかにしたもの、を、、

 ここに見ているのだと言えますか、、

 だれやだれや

 からだのなかに暮らし、、

 あなたの過ぎざまやら、なにやらを、

 静かに見つめている、、

 なに、どこ、

 どこ、ここ、これは、どこなの、、

 あなたの手はどこなの、

 私にも見える?

 どこなの、身体なの?

 順にきいて、

 ふれたら、ふれて、

 その最後なの、かどうか、、

 潜り、

 遠方へ、当たるのかどうか、、

 私は、確かめようもなく、、

 ここへ、ひとりの姿で、、

 当然のように、始まり、、

 私は見る、、

 からだから、順に、そのものを見る、、

 ひとり、

 ひとり駆けて、見る、、

 エイを、見る、

 からだが、見る、、

 

 なかの膜のなかのなにのなかのなにか、、

 うたて進むもののなにかなかのなにか、

 はてはここ、

 はてはそこ、、

 もののはずみの、日々の、なかの、

 カラの、

 カラのなかの身体のなか、、

 ただ、そこのなか・・・