お前は声をここまで案内した、、
私は静かにまわりながら、
ここを、確かめる、
さて、いくつもの時刻が、
ここへ被さりながら、
私はその、
膨らんだ光景に対して、
驚いているしかない、、
どこからこの姿ははじまり、
ここにいるのか、
今ここで確かにきいている訳だが、、
私ははじまるのか、、
姿も知らぬところで、
しずかにはじまるのだろうか、、
ここへ声を溜めて、、
あなたの表情なども徐々に新しくなってくるとき、、
私はこの場所をどう、
考えていたらいい、
次々に回転するこの場所を、
どう見ていたらいいのだ、、
温度はひとつひとつでありながら、
確かな流れを迫る、
私は夢のなかに浮かび、
それをぼうとしながら見つめている、、
あたしは裸で、
それぞれの時刻へ始まっているのだが、、
身体だけはここに見え、
今もしずかに回転しているのだ、、
それぞれ裸で、
夢のなかの景色にあらわれているのだが、
そのそれぞれが不明なのだ、、
ア、
また太陽の周りを駆け、、
あなたが不安定に回転しているところに、
私は帰ってきました、、
何を持ちこの陽を過ごしたのか、、
声で明らかになる、
この軌道へと帰ってきました、、
今につながるその時刻は、
私のなかで、
とてもはしゃいでいるように見えます、、
どうでしょう、、
このあたりの時刻を見つめて、
それにそのままそっくりと、、
入ってみせるあなたという存在は、、
今何ほどの時刻をここで、
感じているのでしょうか、、
私は粒のなかへあらわれて行きます、、
それぞれの印を感じながら、、
私はその線のなかへ入って行きます、、
しずかに作られた身体を感じながら、
私は今に居ました、、
こんな時刻があったなんて、
はっきりとは知らないまま・・・