<2414>「奥、白、無感、踊り」

 ながく、その下の方を舐めていたみたいですね、、

 あたしはかたまり、、

 なにだろう、、

 この時刻はどこにかたまり、

 なにだろう、

 とけていくこと、、

 まったく無感の場所へアナイされていく、

 無感の場所、、

 身体の場所が、全てここであり、、

 あなたもまたそのことを当たり前に知る、、

 あなたもまたそのなかをあたりまえのようにして辿っていく、、

 

 呼んだか、揺れたか、して、、

 今また身体が増え、、

 長くなり、

 掛け声もまた長くなり、、

 こちらを向いて、、

 なに、どこへ、、

 どこへ声を重ねていけばいい、

 あぶらが浮かぶ、

 あぶらがにじむ、、

 手のひらのなかに全て身体の印が浮かびあがる、、

 私は走る、

 似た距離、

 似た時刻を、、

 ここに、まとめることとなりながら、

 あなたは走る、、

 あなたは無感の場で、、

 私はまったく白い、、

 情報の中心、、

 まったく狭い入り口、、

 奥はどこに通ずる、、

 奥は、不思議に温度がない、

 そこへ出て、身体は、

 一滴も残らない、、

 身体は、ほかに何も、言わない、、

 ものを探り出していこうとする、、

 あなたの、その集中と会い、、

 私は、軽やかに進む、

 

 だれの軽やかさを通したのだ、、

 あれは肌か、

 声のなかか、、

 おんじょうがただじわりと浸透しただけなのか、

 あつさか、、

 ひとが透明に生きる場所なのか、、

 ああただ触れただけのことなのか、

 私は知らない、

 いっとき、水も知らない、、

 ここはハテテていてくれてと願うところか、、

 ら、た、た、と、からだのなかの進度を確かめる身振りなのか、

 はははは、

 ものがとおりをいくのを、、

 しずかに見ているさまなのか、

 跳ねたのか、

 興奮して・・・