滲むヒから、、
いまきて、わたるひと、、
そのなかの声、
私は声のなかで眠る、、
その振動のなかにいくらかわたくしを分けるように、、
あたしは、、
いま印のひとつひとつが揺れている、というのは、どういうことだろうか、
このはてに来て、、
順次、生きて過ぎるというのは、、
私は印を静かに刻み、
このものごとのなかに立っている、、
は、私は先へ生きて粒になっているものへ、、
存在を渡す、
なにだな、
次から次へと乾燥して、、
上手く、水を招んでいるみたいなのだ、、
私はここで、
身体が集めているものを、、
何げなく見ているみたいなのだ、、
あ、
夢の中に来たか、、
ハ、渡っているのか、、
私は存在のなかに泡を立てて、、
今、私を吸うのか、、
口から水がこぼれていく、、
私は濃度だ、、
あまりに静かに油を持っている、、
あまりに静かに、
身体を持って待っている、、
あア、なにかの方向かな、、
はれた、はれた、、
あたしがあの水の、
油みたいな姿の場所へ出ていくのを、
静かに想像するものです、、
あ、浮いたな、、
このなかにあたりまえに浮いたな、、
私は歩を歩を、して、、
この表面の滲み方へ混ざる、、
ハ、きこえている、、
あたしは今日静かですね、、
これはもう夢の中なのですか、、
現象が、
おそろしく静かだ、、
わたしの前にあらわれているものが、、
ひとつひとつ輝こうとしている、
ひとつひとつ揺れて脳裏に移ろうとしている、、
あまり静かで美しいので、
私は声を掛けた、、
アナタ、こちらへ来ますか、、
今ここから運ばれて、、
私とともに夢を見ませんか、、
あ、新しい粒なのですね、アナタ、、
よく跳ねて、
跳ねて、笑みが多い・・・