<2198>「なにを含む」

 線がこの時刻のなかでふるえて、、

 私を見つめる、、

 私は静かに回転しながら、

 そこへ行く、

 身体を払い、、

 ものの時刻をつれて、ここに、、

 恐怖感、

 生きていることがこの袖のなかで、

 少しずつ湿り気を含んでくるということ、、

 久しい回転、

 私は隅々まで見、、

 なにかを納得し、

 そこでさらに滑る、、

 

 なにが含まれているかを知らないまま、

 身体を運んできましたね、、

 ア、

 しずかに映りながら、、

 わたしは時間を知り、

 うかがい、、

 その土地の匂いをまたもらう、、

 ここで、からになったとき、

 私はどう会える、、

 この全体の流れに、

 どう会える、

 と、

 ひとりこの場面に対してききながら、

 身体を合わせていく、

 ん、

 もののはたからこんなからだが出て、

 私は驚くばかりだ、

 なに、

 ここから私も線を言い、、

 上手く連なると、

 そういうことになるのだろうか、、

 ・・・

 ひとつ、ひとつと、、その振れとして、、

 このあたりの土を知るということに、

 

 あたしはあたりまえに集まっていて、

 このなかで揺らいでいる、、

 ものが静かにわたしのなかを通り、、

 ひとつ先で生まれる、

 なにようだ、

 これはなにようなのだ、、

 と、 

 わたしは声を上げて、

 なんどもこの回転のなかを通る、、

 そこを見る、

 時日がゆらぐ、、

 ア、

 からだのはたを通り、、

 私は知らされ、、

 この場所に声をかける、、

 ア、

 振動のなかに来たと・・・