<2168>「知って、泳いで、」

 染みる手、

 なにか、、

 訳の分からない、、

 その先まで来て、

 私は回転しながら、、

 ここを待つ、

 ここに立って、、

 その先を待っている、

 

 なにかがかたまり、

 こちらへ駆けてくるようなのだが、、

 静かな手ざわり、

 あちこちにそれはいて、

 私は迎えた、、

 その長い日と、姿を迎えた、、

 ここにはられていた、

 長いこと、

 からだがいつもそのなかに浮かび、、

 私は見ていた、、

 その、静かな動きを見ていた、、

 ア、

 今にこの様子が増えて、、

 からだもすなおにきく、

 あとからあとからつづき、、

 今ここできいている、、

 あたしはどこに行くのだろ、

 からだのあるところ、、

 ここにしかきこえない、

 いくつもの糸を辿り、、

 ひろがり、

 ここに見えているものなんだねと、、

 私は言う、、

 私はその数えのなかにいる、、

 はっきりと浮かんで、、

 その姿をつなぎ、

 今にまたまわる、、

 この風景のなかでまわる、、

 今から巡る、、

 

 からだのなかにはりあわせ、、

 私は糸を、、

 そのままこの地面に持ってくる、、

 ん、

 次々にきこえて、

 からだは持ち上がり、

 風景は駆けて、

 ここをよく語ることになる、、

 その揺らぎのハ、

 回転の中に、、

 よく私が見えて、

 よく動いて過ごしている、、

 ア、

 あたりまえの生まれかたになったな、、

 ここに潜って、

 少し知って、、

 私はここを、泳いで・・・