<2211>「呼吸のヒに居合わせて」

 お前は第一声のなかで回転し、

 ここに育ってきたのだな、、

 日に日に回転を強め、

 ここへ繋がる、姿のようなものとしてあり、

 私はあなたを掴んでいた、、

 身体がはじまったな、

 私は声をしていた、、

 こんなところへ、

 いくつも印が始まっているとは知らず、、

 私は熱の、

 その姿が回転するところに、、

 ひそかに潜り込んでいた、

 

 ア、

 こんだ風景がまともに身体に当たる、、

 私はさらになり、

 ちょっとここらを見ているのだけれども、

 どうだ、

 ここのものごとが、

 ひとつひとつ束になり、、

 ア、

 見事に呼吸となってきている、、

 その勢いを次々に感じるのは、

 私なのだけれども、

 ア、

 透明に続く日の、

 当たり前の過ごし方、、

 ここに映り、

 次々に揺らぐことをする、、

 私はそれに繋がり、

 今に呼吸をしようとする、

 それはひとつの皮膚になり、

 それは呼吸を多くする、

 なにだなにだ、

 順に潜ってきて、

 今ここにはじまるのだが、、

 私は何処にいる、

 私は何処にはいる、、

 得意な呼吸の箇所か、

 どうか、

 今はっきりとは知れないのだったが、、

 どうだ、見えたか、、

 

 私は手を入れた、

 それは本当に静かな場所だったが、

 ものが次々に見えて、

 そこかしこで火がはじまるのに、

 私は居合わせていて、、

 ここで、

 はっきりと驚いていたのだ、、

 なにようを見つめているのだろう、、

 それは分からないまま、

 あなたはこの流れのなかに来て、

 私は驚いている、、

 そんなところから表情が来る、、

 時刻が来る人であったとはね・・・