<2178>「青い香の印」

 なるほどな、

 なに、

 身体はまた溜まり、、

 時間のヒのなかにすすむ、、

 あれ、

 む、、

 声も溜めた?

 私は駆けていくので、、

 そのなかに含まれ、

 そのなかからいくつも様子が垂れてくる、、

 

 声の端にいて、、

 冷たい風、

 私は入り、、

 出現する、

 出現したままで、

 ここにものの見事に辿る、、

 何を、

 何を欲する、、

 あたしはこの空気の流れに興奮しているだけではないか、、

 ああ、

 ああ、点滅して、

 そうだと答えてみせる、、

 そこで揺らぎ、、

 静かにはじまる、

 静かにもののなかに蓄えられる、、

 なにだ、

 振動をきいたか、、

 そちこちからここへ、あたりまえに来る、

 振動を、

 まっすぐ立ってここにいるものだから、、

 きこえるのか、、

 声があり、、

 青い印の、

 ものの方向につままれて、、

 ア、

 みて、みて、始まる、、

 

 私は香のなか、、

 こぼれて、

 ア、

 どこへ来たんだ、、

 からだはいた、、

 私のなかに声はあるか、、

 潜る、、

 ア、水、、

 水に触れて、、

 あれも、それも、身体のなか、、

 いくつも回転する、、

 ものがその印の通りに回転する、、

 どこもその回転のなかに入る、

 ひとつの印、、

 次々に生まれて、

 私は帰る、、

 帰るところで、ひとつはじまる、、

 ものが流れていく・・・