<2202>「透明な風景、透明な汗」

 静かにめくれてくるんですよ、、

 あなたの声がどこにあるのかも分からないけど、

 じっと、とどまって、、

 そのあとを、動いてくる訳ですよ、、

 ア、

 はてに姿が見え、

 あたしはその先にはっきりと見えた、、

 いつかは分からずに、きこえた、

 持っている輪の、

 かの、

 たの、なの、姿を、、

 ひとつ見ましょう、

 どこまでこの時刻で行けるか、、

 私は次第に透明になる、

 

 からだから徐々に来て、

 私は動き、、

 私はさわぐ、

 その方向にひとつ揺らぎ、、

 私はかたまる、

 私は姿になる、、

 ものがそのままここに見えて、、

 私は走る、、

 手の中に生まれる、、

 驚き、汗をかく、、

 少しずつ育っていく、

 あ、

 なにか肌の、新しい、、

 時間を知って、

 それぞれに回転しているようですね、、

 ものが見えて、、

 いまそこにものが、はっきりと見えて、、

 私は探ります、、

 手が入るんだ、

 これは全部身体だから、、

 笑いながら入るんだ、、

 ものが目指す場所、

 私は離れて、、

 ここにものを通すこと、、

 つながって笑い、、

 あちこちから浮いてくる、、

 

 からだの隅に、

 静かな泡、、

 見たよ、

 見た、、

 ひとつには細胞の嬉しさ、、

 ひとつには、時間の回転、

 なにだ、

 うれしさをつないで、、

 おまえさんは歌う、、

 なかに長い物語、

 あたしは透明な風景とだけ、

 かかわっている、、

 このはてにあるものに、

 今呼吸をつけて、、