<2200>「今日は軽い」

 からだが芯になる、、

 ひとつでさわる、

 からだは宙にある、

 またひとつ見る、、

 次々にまかれていくこと、

 すぐにさわっていくこと、、

 ここで呼吸が生きて、

 ものがなり、、

 ア、

 隅まで来たんですね、

 と、

 ひとりで思っている、、

 

 私はまだ分かっていないことが多いのかもしれない、

 いや、多いのだ、、

 ものが分かってくることが増えるとどうなるのだろ、、

 静かになってくるのかな、

 いま回転するということに、

 なってくるのか、、

 身体をはたき、、

 その音のなかで安堵して眠る、、

 揺れて眠る、

 、

 ・・・

 粒が落ちた、、

 私は、珍しい、と思った、、

 駆けて拾った、、

 私は、今日は軽いと思った、、

 今日が軽いってなんだ、

 いや、軽いのだ、、

 なにもかもが軽いのだ、、

 私はここで驚いている、

 こんな身体があったか、、

 いや、確かにあったのだ、

 こんなよろこびみたいな身体が、、

 私は触れた、、

 うん、生きている、、

 ここに身体が通い、

 生きている、、

 うん、そう、、

 

 私は見つめた、、

 からだからなにから、ここへ来て、、

 私はさわれた、

 すごくたくさんあるね、、

 うん、

 ・・・

 私はそれ以上のことは思わなかった、

 そこで、なにか互いに剥がれていった、

 妙に自由であったな、

 妙に、

 ここは滑らかであったのだよ、、

 私はそう感じる、、

 どこまでも身体で、

 それがここにあるように、

 私には思える、、