<2196>「崩れ、水が多くなる」

 静かになってゆく、

 身体が底について、、

 私は、

 ここの回転を何度も知ってゆく、、

 この抵抗、

 この滑り、、

 私は暗闇を来たのだろうか、、

 どこから声がする、

 確かと見えたものが、、

 徐々に崩れていく、

 そういう道を辿るのです、

 なんだろう、

 こんなに静かに、

 ここに集まって、、

 私は時間のなかで、

 不思議に思っていた、、

 

 この声のなかはどこまでも不安か、、

 ただ鳴っているだけなのではあるまいか、、

 私は揺らぎ、

 そこここへつながっているだけなのではあるまいか、、

 私は始まり、

 それぞれの声をきいているだけなのでは、、

 この日々のなかにいて、

 どこにも行けないと思うものの、

 静かな形を知り、、

 私は揺らいだ、、

 ものがめぐり、

 私は声をする、

 声のなかに根がはり、、

 それは風のなかで少し揺らぐものに、、

 静かになる、、

 私はどこから来ている、、

 壊れようとしているのか、

 いいや、

 なにか形を確かめて、、

 それにひとり驚いてみたりしているのだ、、

 あなたはこんな場所に来るとは思わず、

 驚いているのですね、、

 私はべたべたした、

 随分と水が多くなってきている、、

 静かに居た、、

 

 なにかが出来ていないという感じは、、

 現実の具体的な動きとは関係がなかったりするので、、

 ややこしいな、、

 私は悲しいのかな、、

 よく分からない、

 しかしなんだか苦しさのなかにいるのだ、ということは、、

 少し分かったりする、、

 上手く行かせたり、

 ただ静かにしていたり、、

 その様子のなかで笑ったり、

 ここでしている、、

 だれから声をさせ、、

 ここにまわし、

 道を届けるのだろうか・・・