<2164>「時間とものを咥える」

 もののなかへ平気で放られて、、

 そのまま静かに渡ってきたのですよね、、

 私は複数時にいながら、

 この流れを知って、、

 いままたそのなかへ集まるのです、、

 ア、

 ひらいたその姿、、

 身体ばかりが回転し、、

 今そのなかへ繋がる、

 ア、

 大層なものごと、、

 私は集め、

 そのままもののなかに転がり、、

 こちらを見る、

 

 もののなかの像、

 はっきり点滅して、

 私は、

 そのなかを覗き込む、、

 しらないところまでどうも見えていて、、

 私は歩む、、

 なにからこの振動は来て、、

 なにへ帰る、、

 私は揺らぐだけだけれど、、

 その方途を知り、

 揺らぐ日の在り処、

 ア、回転する、、

 静かな時間で、

 ものが静かにまわりながら、、

 ひとつ、ひとつこちらへと来る、、

 ア、

 しずかに食まれて、、

 あとへあとへ続く、、

 ものがそっくり入るのだもの、、

 ちょっと驚いて、、

 ア、

 ここはどうしてこう暗いのでしょうか、、

 私は数字を言い、、

 それを数える人もおり、、

 ながれながれるのだ、、

 うん、

 なにか細い道、、

 そのなかに集まって、、

 いつまでもまくる、、

 

 手のなかに潜れ、、

 なに、

 あなたは異様に汗をするじゃないの、、

 どこから来たのかも分からないまま、

 ここで呼吸をして、、

 ア、

 さいごのながれのなかと歌う、、

 でも、

 私は揺らいでいて、、

 この響きのことをよく知っている、、

 ここはどう発話するかも・・・