<2145>「暗さへ」

 声、自体がその場に漏れて、、

 私は活動し、

 一切があらわれる、、

 私は雲を有し、

 そのなかに混じっていく、

 ア、

 ひとつのジのさなか、、

 私は はなれる、

 声なども順に巡って、、

 その隅のなかへ、

 ひとり入っていく様子、

 

 身体が分かれて、、

 その響きをたよりに、

 次々に糸を生み、、

 あたりまえに走るところ、など、、

 複雑なジを迎え、

 あたしは溶ける、、

 溶けたもののさなかに、

 ひとつの情報が走り、、

 みたび私は生まれる、

 ここからほそい空気に出て、

 ほそい様子へと入る、、

 あたしは流れたままで、

 それぞれのジ、、

 それぞれを上手く含みながら、、

 身体を使う、、

 身体は過ぎている、、

 ものの見事な揺れに、

 ひとりで住みながら、、

 私はまくられる、、

 私はそのジのさなかにいて、、

 身体を通す、、

 不安定な物事のなかに身体を、、

 きこえたじこくをかえす、、

 ア、

 揺らぐヒの端、、

 それは次のながれのなか、

 

 ぼうと浮き、、

 それぞれの存在に確かに迫っていく、、

 ものの辿り、

 身体はいつかその面に来て、

 私は立つ、、

 私は苦しい時刻のなかに立ち、

 今の身体になって揺れている、、

 ア、

 静かに展開する、

 静かに液が染みていくようではある、、

 身体が当たり、、

 なにとこんな憂鬱時に過ごすものと、

 私は知れる、、

 いつからでも剥がれそうで、、

 この形のまんなか、

 揺らぎそうで、、

 私は腕の中にいる、、

 ただにあたたかく・・・