奇妙な時刻にそのままあらわれたとでも言えるのか、、
私はまた、、
この響きのなかに来ていて、
ア、なにだろう、、
なにだろうと声を掛ける、、
私はここを過ごす、
端から時刻が出てくる、、
ものがかたまる、
ア、
姿が見えているので、
私は揺らげる、、
静かに行方のなか、
そこで始まり、、
私はそれぞれの言葉を持った、、
肌から、
線の内側まで、
まったく漏れるものと、、
その一瞬で知り、
複数で知り、、
あなたはこの領域に声をかけ、、
ここに姿を招んでいる、
たしかに見えたんですね、
エ、エエ、、その、
光がこの空間を辿るのが、
たしかに見えたんです、、
私はいつもここで動いていますが、、
しずかな朝、
またここで始まり、、
静かに浮く、
あたりまえにこの連なりのなかへ来、、
私は浮く、
生命式のあちこちに走る線、
私は膨らんで、、
それぞれを眺めている、、
からだなどどこにでもあると、、
ひとりできかせながら、
からだなどひとりでに浮いてくる、、
生命はあぶらで、、
私はその振るえのなかにいる、、
瞬間は水の通り、
心地良さのなかで過ごす、、
私が時間につながり、、
複数になって出る、、
もののまくのなかへ出る、
ア、
小さな振るえのなかに混じって、、
私は無表情になる、
果てまで来て、
ぽっと浮かんだようなのだ、、
あたたかいな、
そしてあたらしいんだよな、、
ト、
身体のはてで言う、、
その響きのまろやかさに、
すこし驚く・・・