<2128>「静かな呼吸時」

 ひろいところに、

 わたしは呼吸を当て、、

 そばにひろがり、

 私はかえる、、

 身体が順になっており、

 そのままどこへもきこえ、、

 しばらくあたたまると、

 なんだかあたりまえの時刻として、、

 ここに帰って来れたのだ、

 私は姿にいた、

 二重になる騒ぎのなかにいて、

 ここのジを過ごす、、

 はてのなかへはいったのだ、、

 

 知っている、、

 あれば無為、

 あれはシだよ、

 ンム、

 そうか、順にきこえてくると思ったら、

 そこらに転がる、

 あれはシジツだよ、

 ながいながい響き、、

 静かに枠の中へ入り、

 細かくなり、

 そこで膨らんで、生きているということ、

 身体のさそい、

 私は水を知り、、

 どんどんとそのなかへ、

 たくみに組み合わされた時刻のなかへ、

 ひとり潜っていく、

 なんだ、

 こんなに沈黙しているとは思わなかった、、

 私は形を変え、

 それもそのはずだと考えて、長く生まれる、、

 ア、

 てんじょうじ、

 からだはどこも振るえて、、

 ここに声をしている、

 ア、

 しんどうジ、

 私はすべりこみ、、静かに眠る、、

 

 なにだろう、

 ひとつひとつをきいていて、

 私は底に生まれ、、

 泡を残し、

 順番に、あなたの姿をきいていて、、

 これはどこに垂れる、

 これはどこに生まれると、、

 しっていたのかな、

 なにも香りを知らない、

 なにも姿を知らない、、

 それで複数になって生まれて、

 生きて呼吸をおろし、

 ハ、その人、

 その時刻、渦だ、

 渦だな・・・