<2150>「深い時間の塊」

 あたしも浮かぶよ、

 なんだか複雑な表情でもって、

 そこに浮かぶんだよ、、

 どうしたものか、

 それはひとつで分かる訳ではないけれど、、

 そこに浮かんできているんだ、

 あれは何かと言いながら、、

 身体は中心に来て、

 そのなかをどのように探る、、

 私は探る、

 どこからこの流れは来ている、、

 

 私はまっすぐものを見、、

 この言葉のなかにきこえ、

 静かになかに渡ってくる、、

 ア、

 ひとつの温度、

 ものは次から次へ来て、、

 私は喜ぶ、

 次々に身体が来て、

 私は始まる、、

 ものの燃焼仕草、

 空間から浮かび出て、、

 さて姿のまま、、

 姿のままで始まる、

 ア、

 順に順に流れて、、

 いまのなかに始まり、

 いまのなかに垂れ、、

 静かに身体のなかを覗く、、

 ア、

 太陽はこんなところにもある、

 私はそう言った、、

 どんな声で?

 まったく、

 どこにもきこえるような形で、、

 そう言ったんだ、、

 

 次々にはじまりが見えて、、

 次々に畳む、

 これは可能か、、

 これは揺るぎながら来るものなのか、、

 分からない、

 身体が好きに回転して、

 なかで何かに染み、、

 私は覚める、

 この深い時間の塊の中で、、

 ひたすらに覚めている、

 身体がまた出来、、

 また繋がって、

 また巧みにあたたまっている、、

 私は空の分を、

 この景のなかに感じ取り、

 そこへいくらもものを巻き込む、、

 感度のなかに、

 今のものを、、