風と あなたしかいない
そういう場所に立って
私は ここはどこだろうと言う
生きている人の それぞれの 懸案事項が 揺れが あるはずなのにね
ここには 風と あなたしかいない
ただやわらかくあたたかく
地の底を吹く風によって
ひとりの私とあなたが
夢のように眠らされる
私たちは甘い場所で会いすぎた
ここにいつまでもいると、きっと時間がなくなりそうです。
だから、時間へ戻りましょう。
この風の時刻は 別時として取っておきましょう。
私はここと、ひとつの匂いで繋がっている
。