まだ眠っているのに、
ひとつの亜体温が生まれ、、
あたしは身体を振らし、、
続々とこのイの領域のなかにはいる、、
ア、
そうして生まれていたことの、、
流れ流れた時間が、
あたしの目の前に生まれている、、
なにだかあたたかい時刻、
身体が次々に膨らんで、、
この正面を通るのだが、
なにだ、過ぎた、、
ふくらんだものごとの気配、、
なにだ、あらためて、、
ここはどういった姿勢であれる、、
ア、
なんというあたたかさ、、
まっすぐに触れていて、、
これはあたしも眠るのを忘れてしまいそうだ、
と、
静かな調子でつい思ったりもするのだ、、
ア、
身体からこぼれ、
時刻はうたう、、
なにからなにまで線になり、、
このはたへ続き、、
静かにあわせた身体、、
私は安堵して生まれ、
この細い物事のなかに存在を合わせる、、
そうして滑り込んできた、、
そうして、
今の膨らみのなかに集まってきた、、
ア、
ナン、
こえがする、こえが、、
たくみなものをここへ寄越し、、
私は声をする、、
そのはたにある連なり、、
わたしはさぐり、、
小さなあくび、、
身体から振動を借りて、、
今にきこえだす様子だ、
ははあ、、
またこの液にまざったぞ、、
人をそのなかで知り、
どんどんとほうけてきながら、、
あたしは声を出したぞ、
もののなかみに気がつき、、
その内部へ戻る、、
あたしは手をついたぞ、、
これだけ地面は多様な色をしている、、
おどろいた、、
私は驚いたぞ、、
もっとつけていようか、、いや、なんとなくはらう、、