<2063>「身体から、天が漏る」

 遭遇する日、、

 ここでそのまま、動いている日、、

 身体が順番に駆けて、

 そこここを動いている日、、

 そうしたものに、

 いちいちで接近し、、

 いちいちで合わさり、

 私は、

 ハ、と言いながら、

 まったく静かに馴染んでいった、、

 まったく揺るやかに、

 この方向へ励んでいった、

 

 な、

 身体から天が落ちたよ、、

 私はその音を聴こうとする、、

 すると、

 どこか遠くで、、

 この身体なのかどうかしれないものが、、

 あたりまえにこの姿のなかへ駆けてくる、、

 身体から天が、、

 次々にこぼれてきて、、

 私はそれを川みたいだと言う、、

 あんまり量が多い、、

 まっすぐに見つめていると、

 はても定まらずに、、

 どこまでも行くみたいだ、、

 身体は私の中で生まれて、、

 いつまでも続くみたいだ、

 なに、

 響きをきいて、、

 ここにからだがあらわれるのを知っていると、、

 私などは、、

 どこまでも熱になってしまう、、

 どこまでも静かな熱になってしまう、、

 ア、

 身体が真正面から働く、、

 私は規模、、

 それは声の軽やかさ、なのに、、

 どこまでも続いてくる、、

 手を見せて、

 そのままその先まで駆けていけるのだ、、

 ア阿、、

 太陽時の錯乱、、

 つめたい肌を見せて・・・

 

 この冷静な身振りのなかに生まれて、

 私はいくつもの声を知る、、

 あんまりつめたい蜜の、、

 その香りが、

 ここへ参加してくるので、

 あたしはさわいでいる、、

 どうなにか中心、

 どうなにか通路、、

 現在地を、また見つめて、、

 私は静かに先へ漏れていこうとする・・・