私がその時刻に誕生すると、、
身体は跳ねて、
どこまでも新しく、、
一切を確かめているのが分かる、、
一切を呼吸して、
そこで生きているのが分かる、、
ハ、
知らず知らずここへ来たな、、
またあなたの響きの内側に、
身体は集められ、、
静かな物音をききながら、、
生まれている、、
どこから来た事物の多さだろう、、
と、
ひとりつぶやいているものがいる、、
あたしはこの火の高さにまっすぐやってきている、、
そうなのだ、、
増えた時刻をひたすらにききながら、、
ここに集まるもの、
ここから駆けるものの集合が、、
今にひらめく、、
ア、
ハ、
よく手からそのようなものをこぼすことができた、、
なにを知り、
なにに浮かびながら、、
私は時刻をさぐる、、
この物事のえいを確かめるのだ、、
私はそれらの方途を知り、
まっすぐに確かめながら、、
身体はそこらへ浮かんでいくのが、
今やはっきりと見える、、
ここに来て笑い、
ここに来て泣いている、、
数々のものが、
今にまっすぐに集まってきていて、
ここにきこえ出すのだ、、
なにだ、、
はたを確かめて、、
私はここから静かに火に戻るとでも言うのか、、
この声のありさまがきこえるか、、
私のその奥にある、
はてしない渦が、、
どこかからきこえてでもいるのだろうか、、
ひとつの時刻を知り、、
そのなかでふるえて、、
徐々にあたらしくなっているものとして、、
今あなたの姿はそこにあるのだろう、、
何事だ、という身振りで、
事態を眺めながら、、
ここに振動を寄越すのだろうが、、
あたしはものの中央に立ち、
もののざわめきに身体を合わせ、、
静かに回り、開始する・・・