<2060>「ヒに混じる宇宙時物の人」

 ヒにあたらしく混じれ、、

 あたしはさわがしくそこに身体を送る、

 はて、

 知らず知らずのうちに、

 ものは、そこに出てきた、、

 私は静かに立ち、

 ひとつひとつの声をきいていく、

 粒が立つ、

 あのまるい時刻のなかへことさら、

 静かな姿で立つ、、

 なにだか分からぬまま、

 私はそれをじっと見つめていた、、

 身体が徐々に溢れ、

 物事はその仕組みのなかに入り、、

 や、

 とか、、

 お、

 などの響き方を、獲得していくのだ、、

 

 なにもそんな大仰なことではないのかもしれない、、

 しかし、

 確かにきこえているものとして、、

 ここにはなたれてくる、、

 声としてたしかにまっすぐに、

 このはらへのびてくる、、

 わたしは惑星などという時刻は知らない、、

 身体などというひとつのえらいまとまりは、、

 どこぞから宙に浮きます?

 私はそれを知らない、、

 いちりょうから、いちりょうへ、、

 静かにヒはわたりながら、

 あたしは日時を過ごしているのだ、、

 そうすると、

 あなたの表情に届く、、

 この生活の姿勢が、

 次々にここを訪ねて、、

 私はどこまでも驚いているような、ことになる、、

 

 それはあなたの肌に届いた時刻でしょうか、、

 私は次々に声を掛け、、

 今や、

 静かな世界の只中に、、

 私はプウルとして生まれる、、

 この巧みな姿が持つ中心として、、

 熱の存在が、

 静かに言われているところなんです、、

 ア、

 あたしは太陽に入ったな、、

 とても眠たいと思いながら、、

 私は遠方まで来て、

 身体のなかに続く人と来て、、

 もろてをあげて、、

 この宇宙時物へ接近した、、

 接近したまま、

 この膨らみを静かに噛んでいた、、

 あ、太陽時。ア、宇宙の眠気・・・