あたしはその知っている時刻のなかを、
まっすぐに見つめながら、、
この装いのなかへ、帰って行こうとする、、
また生まれようとする、、
なにだ、、
ひそかな時刻から回転してきて、、
それは今ここにいるということなのだな、、
私は首を振る、、
本当に時刻のなかに合わさったものとして、
ここで首を振る、
時間の振動に合わせてくる、、
わたしはそのながれのなかにはげしい時間を見留めた、、
あ、
随時生まれる、、
あたしはその場所でひとつの声を出し、、
静かに生まれたままになっている、、
ア、
こちらへ浮かんだらいい、、
あなたは次第にあたたまって、、
ここから浮かんでいくといい、
と、
知っている声を出し、、
ここにほどけてくるいくつもの色の、、
やさしいありかた、、
私はこのものごとの色のなかにつき、、
だんだんに漏れてくる、、
次から次へと漏れてきて、、
今ひとつの姿を知るところまで来ている、、
サ、
この知りえた仕草のなかで身体は歌ってください、、
私は次々に来るから、、
そこで順に順に声をしなさい、、
とひとり言う、、
なにだ、
どこから見えているとそんな、
静かな姿が来るのだろうと、、
ぼうやり確かめながら、、
私はその方途のなかで出ていた、、
ア、
知っているものごとのなかに、、
次から次からきて、
はあ、
ちゃんぷ、ちゃんぷ、、
また、
私の知っている、
静かな泡が浮かんだよ、、
私は物事をゆっくり見つめ、
ただそこの肌に立ったよ、、
と、
静かに言っていた、、
それから新しい肌の仕草のなかに来た、、
あ、
今から出て、、
その後に続く姿があり、ながら・・・