<2055>「宇宙の真ん中でお腹が減ります」

 なにかささやき、

 私は宇宙へ飛んだのか、、

 身体のなかでは、定かではない、、

 私はそこで仕組みを、

 ひたすらにきいているだけのように思えた、、

 そこから時日が舞う、、

 そこから私の時刻が、舞うように思える、、

 なんという過ぎ端だろう、、

 私は静かにこの場を過ぎた、、

 宇宙が回転する夜に、、

 私はホウと言葉を発した、

 そのままで落ちてくる、、

 私は寂寥と言おうとして、、

 よく分からないなとおもい、、

 さらさらとそこに水を流した、、

 

 私はどこまで増えて、、

 ア、という文字を、、

 連発するだろうか、、

 呼吸がここで遊び、、

 じり、と、、

 にぎやかになる場所へ、、

 私はまっすぐにおりていた、、

 ア、

 時刻が呼んでいる、、

 私は次々にそのものを目撃している、、

 静かに割れてこの場へ出てきたんだな、、

 次々にきこえて、、

 あたしはそっとその場へ出てきたのだな、、

 軽い浮き上がり方、、

 あたしは柔らかいさわぎになっていた、、

 この場所で、

 呼吸をつかってあそびながら、、

 すらすらとわたしのなかを渡ってくるように思えたのだ、、

 私はホウとひといきついていた、、

 宇宙の真ん中で、腹を空かせながら、、

 ここでひといきつけていた、、

 私は時刻のなかに始まる、、

 その種の運動を、、

 どこか、空への通路と名付けたがるところがあったみたいだ、、

 やや、

 や、

 浮かんできたひとつの姿に、、

 私は印を合わせていた、

 

 こんなに見事な時間なら、、

 どこにだって来たっていい、

 どこにだって振るえたらいいと、

 ひとりで言う姿、、

 私はそれをまっすぐに見つめていた、、

 身体がかわりながら、、

 読み、、

 その全てに対して、生きている、、

 なかざまから浮かぶさわぎに、

 それぞれで参加して、、

 暗闇といえども腹を空かせるだろうことを感得しながら・・・