ここで生きていた寂しさとか、、
ここでひとつの振るえになっていたこととか、、
それぞれが、
身体のなかを巡り、
私はどう声をしたらいいものか、、
ひとりで思案する、
ア、
複数の時間から渡ってきたのね、、
私は、生きていると、、
膨大な時間を持っていすぎる、、
あれもこれも夢として、
ここに残っていることが、、
はっきりと、私には分かるのだ、、
私はそのものの色に今日も触れていた、、
あたしは知らず知らずのうちに、
ここで声をして、、
新しい道をひらいていた、、
なにかが一度駆けて、、
一度絡まり、
私の方向へ、、
ある波の形を送る、、
私はそのとき、
これが何なのかちっとも分かっていないというだろうけれど、、
もうその波の影響はここではじまっていて、
私はこの時節に長い挨拶をする、、
私は静かにこの場所へ生まれていて、、
時折ふっと遠くなり、
まあ、仮の場所だからな、
と思いながら、
じねんに馴染んでいくのだ、、
私はそういう場所にいるのだ、ということを、思った、、
私は静かなものごとのなかに入り、、
それぞれに言葉を渡している、
ア、
なにか新しい声が、ここに入り、、
私は嬉しくて、回転している、、
この響きの続きに、
身体を合わせている、、
あたりまえに用意されたものの上で、踊り、、
私は一枚も二枚も増えていて、、
どこから声がのぼるのか、
そんなことはひとつも分かっていない、、
ただ新しい粒に出合うだけ、
ただ身体のなかに盛り込まれてくるだけ、、
そうなのだ、、
身体をきいていると、、
この長い時間には、とても、、
生まれてないみたいで、、
ひとつの仕草からひとつの仕草へ、
順番に、
流れが分かれてくるみたいなのだ、、
という、、
あなたの表情なのかなにかも、
分からない世界で・・・