<2047>「私は太陽と火とを腹の中に収めた」

 アノ時節に、

 太陽は、静かに私を写していた、、

 コピーライト、、

 は、しかし、、汗、、

 私は汗にまみれていて、、

 この時節のなかに重なる意味が、、

 ここへ、きこえはじめていた、

 

 私は滲んだ線の向こうから、、

 ただ何度も集まる、

 その激しい綿的な、振るえの様なもの、

 と一心に掴んでいた、、

 ア、

 ここには声がきこえてくる、、

 あたしはふざけている訳ではなかったが、

 あまりにめまぐるしい物事の回転に、

 初めて、

 ここはどこなのだろうという感慨を、

 笑みとともに漏らした、、

 そしてその身体とともに過ごしている意味を、、

 ひそかに考え始めているようなのだ、、

 私は熱のこもった粒の数々は、

 腹中深くにおさめて、、

 顔や頭は冷静に、行くのでした、、

 しかし、、

 私の業の領域と、、

 それから上昇したいという泡は、

 一体どこから出て来たのでしょうか、、

 湯川さんは、

 一日生きることは、一歩進むことでありたい、

 と言いました、、

 私は声をきいた訳ではありませんが、、

 湯川さんのその涼しさと、、

 業の火の、、

 奥底で燃えている姿が好きで、

 著作にあたってきました、、

 その火にあたるといった方が良いのかもしれません、、

 

 なぜ、上昇したいと思わなかったのか、

 いや、正確には、

 思っていたのかもしれませんが、、

 それが蓋をされていたのか、

 どこかで申し訳ないと思っていたからかもしれません、、

 しかも、

 何に対して申し訳ないと思っていたのかも分からないのです、

 ただ、

 人に、

 申し訳ないのだけれども、、

 私はあとひとつ先を目指したいのだ、、

 それをきいてほしい、

 という態度で、

 真っすぐに当たれば大丈夫なのだと気がつき、、

 蓋が少しずつ外れ始めたのかもしれません、、

 私はこれらを全て腹中に埋めます、、

 頭へ行き、

 その熱ではしゃいでしまうと、後が楽しくないからです、