<2037>「僅かな宇宙時に来る、粒の嬉しさ」

 あ、そうだよな、、

 あなたはプウルから浮いてきた、

 静かに駆けて、

 あなたは見つめている、、

 プウルから、こちらを・・・

 え、

 意識のなかから、当たり前に、、

 掴んだこの、表情なのですか、

 あたしはどこまで行くか分からない、

 たまに、

 数分、数時間が、

 これでもかという程の宇宙時になることがありはしませんか?

 あたしは結構驚くのだけど、、

 なあ、、

 そういうとき、、

 私は存在の深くで、、

 糸が、静かに繋がるのを、

 見知ります、、

 

 大体、

 私は鐘の音なのです、、

 なんで、あれは永遠を表すのかしら、、

 と、

 ひとりつぶやく、、

 こんな、、砂や石ばかりで、

 造られた場所が、、

 どうして永遠への道を、

 ひらいてくれるのでしょうか、、

 あたしはただ、

 黙って驚愕している以外にはない、、

 あたしはただ、、

 この時刻に幾量も生まれてくるしかない、、

 あ、

 そんな印に合わさって出来た、

 これはひとつの身体かもしれませんよ、、

 あたしは何か、

 頑張ろうと思うなんてもう、

 思いもよらないところで、、

 なんだか、ひどく集中しているヨウスでしたね、、

 なんどと言われて、

 ハ、と目が覚めるようなところへ、

 じねんに来ていました、、

 

 私の粒の嬉しさ、

 朝の切ない浸透線の中にも、

 私の嬉しさは入っていく、、

 あ、

 まったく新しく辿り着いたね、、

 と、、

 人々の掛け合う言葉の中にいて、

 私も、

 本当にそうだということができる、、

 この場所を、

 とてつもないものに思っている、、

 ア、

 姿が全部ここに来たんだな、私も、線も、喜んでいるから・・・