<2036>「残された者に向かう円」

 そのジ、ひとつの光景のなかに、当然のように浮かみ、、

 わたしを掴まえる、、

 わたしは払う、、

 時間の中に生まれて、

 こんな姿はなんだろう、とひとこと、、

 身体に声を掛けていたね、

 あなたはここの線から生まれた、、

 私には祈る、ということがピンと来ていなかった、、

 ただ、円を成す、、

 からだは次第に生まれ変わる、、

 あたしのなかから出てくる、、

 ア、

 過去の時日、、

 あなたのその円の響きのなかに、

 入り、

 その感情を受けている、ということなら、、

 私にも分かるんだ、、

 

 あなたはそうやって、、

 ひとつひとつ生まれてきた、、

 身体を、

 時刻に彫り合わせてきた、、

 私がその石なら、、

 徐々に姿が見えてきたということだろうか、、

 ア、、

 地面にきこえる、、

 アナタがただに見えて、、

 手のひラを向ける、、

 そこには私の呼吸の深さもある、

 そういう気がした、、

 おい、

 当たり前に過ごされる日、、

 あなたはそこにいて、、

 透明な速度で、

 私の中に来るぞ、、

 ア、、響きがする、、

 こんな姿を、

 全部受けても、

 ア、笑んでいる、、

 わたしはあたたかいのを不思議に思った、、

 だナ、、

 アナタの記号だ、、

 、、

 

 これが夢のように見える、、

 うン、

 そこから始まるのだといった人がいたね、、

 残された者、というところから、、

 始まるンだ、、

 あたしはまっすぐに出てきて、、

 あなたとこの呼吸のリズムを合わせるだけでいいと思える、、

 ア、

 その流れから咲き、、

 あたしに血の巡りを与えている、、

 ア、

 ふるえてふえてきたんだな、そのまま、、