<2032>「太陽時、液の記憶」

 私が静かな光線の中に生まれたと、

 そう言ったのでしょうか、、

 今は去り、今は聞こえないのだが、、

 私は何かからきこえてきた、

 その振動に、合わせて、、

 増えてきていた、

 もののまといのなかのものへ、ずれて、、

 一心に、入れ、、

 ア、

 あたしは無量へひらいた、、

 静かに口をアけて、、

 そこから大観音が覗く、、

 ア、

 あなたは輪ですね、、

 私は知っている、

 この声を知っている、ところから来ている、、

 生まれている、、

 

 この細い生き、の線に乗っかり、、

 あたしは不思議、不思議と言う、、

 ア、

 太陽が回転する、、

 こんな時刻に、

 静かにあなたが来ていて、

 私は驚いている、、

 私は滑りながらこの夢の中で回転している、、

 ア、太陽時、、

 私は触れた、、

 細い網から漏れた、、

 私の太陽時を、、

 あなたはどう捉えますか、、

 そこからどう見ていきますか、

 と言う、、

 ア、

 振るえていて、育っていて、、

 挟む、、

 数々の肉体が遠くから生まれてきて、、

 私は漏れようとする、、

 液の記憶を、絞りにかかります・・・

 

 身体から液の記憶を出しましたか、、

 ア、、

 本当だ、、

 随分浮いているんじゃないですか、、

 ネ、、

 あたしが真っすぐに触れてもいいんでしょうかね、、

 エエ、エ、

 中に入ってください、、

 時に、触れて、、

 まったく味へ、ハ、アジ?

 記憶はこんな味がするのか、

 震撼した、

 ア、

 ただこのなかで振るってきただけなのに、、

 本当か、、

 ア、あなたは太陽時の人なんだ、そうか、、