まだ名前も知らされていませんね、、
いいえ、あなたはそこに歩だけを持っている、、
あたしは声を当ててそこからひとつ、
ひとつ、と、整理を始めた、、
なにだろう、、
どこから来たらあなたの風貌は、こうなる、、
どこから走ったら、、
あたしは暑い国から来たんだろうか、、
私は、夢と感じる場所から生まれて、
自然に、水が流れてここへ来た、、
と、木片をひとつ放る、、
静かに着地、
乾いて、音も僅かです、
ん、、
あたしは見つめてしまった、、
この時空間に、
木片はあまりに静かすぎやしないか、
とそう思われたのです、、
そこで私は返事をすることにしました、、
エ、エ、あなたの微量な音は、それは、ありますけれども、、
宇宙に対して、泡立つ気持ちなどは、どうですか、
持ち合わせが、ないんですか、、
ア、イエ、、
これはもう振動し過ぎているほどだと思います、、
栄養も、過多であると思われます、
外からは無音に見えますよ、
エエ、
しかしそれはあなたもそうだと思うのです、、
あなたも、何も音もしない、
このような活動のなかに、、
ずっと先があるのを知っていますね、、
そして振動が過多であるということも、、
あなたは時間のなかで爆発して、
粒がどこまでもひろがっていくのを、
知っていますね、、
エエ、
私は静止した、そして声を掛けた、、
おはよう、
なんだか生まれましたね、、
私がこんな形で生まれて、
さぞ驚いたことでしょう、、
その緩慢な動きをおのが肌に包み、、
ア、
白く放ったのが私のここまでの生なのだ、、
なんという無言の自然でしょうね、
ウン、ウン、、
そこに、水に、
ずっと浸っているあなたの上を、
気分の良い風が抜けるときに、、
私はこの身体がどこに行くか分かるような気がします、、
アレ、振動だな、、
揺すられて、
手に響く一切をひらいていく人として、、
ここにあっただけの、ものごとに、言う・・・