<2176>「踊りと目覚め」

 なにだろうかその場の、

 私は語らいの、、

 そのなかざまへ来て、、

 ひとつ踊る、

 暮れるまで踊る、、

 存在が回転して、

 ここまで来る、

 たれたその存在の、、

 目の覚め方、

 ア、

 からだが、こんなところに、あいた、、

 ひどく揺らいでいる、

 

 目が覚めて、

 ここにいる、、

 からだは体重の分、

 見事に放り出されて、、

 ここでうたっている、

 あたしはこの流れのなかに、

 ひとりで続いて、、

 今や覚めている、、

 この時間のなかにひとつで覚めている、、

 生まれた印、

 静かに触れる、、

 ああこんなところにいたか、

 私は発話し、、

 いまながれのなかに重なっていく、

 どうと来て、

 ア、てをひらいたな、、

 それぞれのなかで、

 私ははしゃぎ、、

 ものの正面を見、、

 ふたつの印、

 ふたつのものごとのなかの印を見る、、

 均等に生まれて、、

 その道の中へ揺らぎ、、

 私は肌になる、、

 新しい時間の流れになる、、

 

 いまやしずかな風景に見つかって、

 あたしはそれぞれの様子へ、

 ほとんど重なる、、

 順に順に見えてきて、、

 私は生まれる、、

 それぞれの体温の、、

 色の見え方、

 私ははしゃぎ、、

 からだにかえる、

 からだからまた声がしている、

 その揺らぎのなかの、

 私の場所の、、

 届いている時日の、

 なかに重なる、、

 ア、

 ふくらんだな、、

 見事な様子で、ここのなか・・・